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入稿データ作成編

投稿日時:2017-07-28 01:39:19

チラシ印刷ではこちらでデータを作って印刷通販を利用することもあるでしょう。印刷通販とは、こちらで完成データを用意することで、ネットで入稿し、入金処理をすることで、打ち合わせや店頭での取引の必要なくネットだけで印刷物をオーダーできるサービスです。

印刷通販は安く、またネットで全てが完了するために非常に便利なものですが、打ち合わせや校正ができない分、自分で入稿データを用意するスキルを要求されます。

入稿データを作る上でまず、印刷通販の入稿ルールにそったデータを作れる環境があるかを確認しましょう。画像処理系のソフトを持っていなくても、最近ではオフィスでソフトでも入稿可能な印刷通販がほとんどです。画像のカラーモードはRGBではなくCMYKで作りましょう。RGB形式でも入稿できる場合もありますが、色味が大幅に変わる可能性があります。

印刷物をつくる上で重要なもの、それは解像度です。カラーは350dpidpi以上、モノクロなら600dpi以上が解像度の基準です。チラシのデザインに使う写真も、同じ解像度が必要です。慣れていない初心者がやりがちなミスとして、WEB用の100以下のdpiしかない画像を無理やり使うことです。解像度は大きなものを小さくすることはできても、小さなものを大きくすることはできません。また、ネットで拾える画像には基本的に著作権があります。印刷物の商用利用は、商用利用可能な印刷素材のサイトをネットで探しましょう。

入稿の際は、図柄が端にかかる場足、5㎜程度の塗り足しが必要になります。完成のラインから5㎜外側にはみ出しておけば、断裁の微妙なずれにより白い筋が入るといったトラブルになります。

詳しい入稿規定は使う印刷通販によりますが、カラーモード・解像度・塗り足しは必ず確認するべきです。

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